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お絵かきアプリは何歳から?紙のおえかきとの違いと、使う時間の決め方

タブレットのお絵かきアプリに、何歳からという公的な決まりはありません。WHOの画面時間の目安と、こども家庭庁が公開する保護者向けリーフレットをもとに、紙との違いと家庭のルールの決め方を整理しました。

つくりこ編集部公開
リビングのソファで、タブレットにおえかきをするつくりこ
この記事の目次
  1. 時間の目安は、WHOの考え方が参考になる
  2. 紙とアプリ、それぞれの良さ
  3. 始める前に決めておきたい3つのこと
  4. 描き終わったあとに気をつけたいこと

タブレットのお絵かきアプリは、汚れず、何度でも消して描き直せます。一方で、使い始める年齢や時間の区切りに迷う保護者も多いはずです。

何歳から使ってよいという公的な決まりはありません。 目安にできるのは、WHO(世界保健機関)が示す画面の前で座って過ごす時間の考え方と、こども家庭庁などが保護者向けに示すルールづくりの例です。紙のおえかきを置き換えるのではなく、「別の遊びの1つ」として時間と場所を決めておくと、終わり方で揉めにくくなります。

時間の目安は、WHOの考え方が参考になる

WHOは2019年に公表した5歳未満の子どもの指針で、テレビや動画、ゲームなど画面の前で座って過ごす時間について、次の目安を示しています(WHO 2019年4月24日発表)。

  • 1歳まで → すすめない。
  • 2歳〜4歳 → 1日1時間まで。短いほどよい。

同じ指針は、座って過ごすときには大人と一緒の読み聞かせやお話を勧めています。お絵かきアプリもタブレットの画面を使う時間なので、動画やゲームと合わせた1日の合計で考えると決めやすくなります。

紙とアプリ、それぞれの良さ

どちらかを選ぶ必要はありません。できることが違います。

  • アプリ → 汚れを気にせず、消してやり直せる。 外出先や、画材を広げにくい時間にも使えます。
  • 紙 → クレヨンの硬さ、紙のざらつき、色が混ざる感じを手で確かめられる。 描いたものを、そのまま飾ったり渡したりできます。

内閣府など9府省庁が2023年1月に発行し、こども家庭庁が公開している乳幼児の保護者向けリーフレットも、ネットは子どもの好奇心を満たす道具である一方、自分の目で見て手でさわって確かめる体験も大事だとして、両方をバランスよく体験させることを勧めています(「ネット・スマホのある時代の子育て(乳幼児編)」)。

タブレットと画用紙を左右に置き、どちらで描こうか考えるつくりこ
画面で描く日も、紙で描く日も。どちらも「おえかきの時間」です。

今日は、ここまででも。 「アプリは1日の画面時間の中で」と決めるだけで、あとの細かいルールはゆっくりで大丈夫です。

始める前に決めておきたい3つのこと

同じリーフレットは、ルールを保護者だけで決めず、祖父母など子どもの世話をする大人と共有することを勧めています。例として挙がっているのは、次のような約束です。

  1. 使う前に大人に聞く。 遊びたいときは声をかける約束にします。
  2. ごはん・おやつの時間と、寝る前は使わない。 使う場所はリビングにします。
  3. 1日に使う時間を決める。 子どもは自分でやめどきを決めるのがまだ難しいため、保護者が調整します。

時間の管理には、iPhoneの「スクリーンタイム」やAndroidの「Digital Wellbeing」が使えると、リーフレットで紹介されています。親のスマホやタブレットを貸す場合は、フィルタリングを設定し、アプリの対象年齢の表示も確認してください。

描き終わったあとに気をつけたいこと

アプリで描いた絵は、そのまま画像として保存・送信できます。SNSに載せたり、家族のグループに送ったりする前に、次の点を見ておくと安心です。

  • 絵の中に、子どもの名前や園名を書いていないか。 手書きのサインが、個人を特定する手がかりになることもあります。
  • 一緒に写した写真に、名札や撮影場所がわかるものが映っていないか。 リーフレットも、こうした情報が犯罪に結びつくことがあると注意しています。

次にすることは、1つだけ。 アプリを入れる前に、「使っていい時間」と「使う場所」を家族で1つずつ決める。

出典・参考情報

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