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粘土遊びは何歳から?米粉・小麦・油・紙粘土の選び方と、口に入れる時期の注意

粘土遊びを始める年齢は、まず製品の対象年齢で確かめます。米粉・小麦・油・紙粘土の違い、小麦アレルギーの注意表示、口に入れやすい時期の見守り方を、メーカーと業界団体の情報をもとにまとめました。

つくりこ編集部公開
色とりどりの粘土を前に、丸めた粘土を手にして笑うつくりこ
この記事の目次
  1. 「何歳から」は、パッケージの対象年齢で確かめる
  2. 4種類の粘土は、どう違う?
  3. 小麦粘土は、小麦アレルギーの子に注意が必要
  4. 口に入れやすい時期は、見守り方を決めておく
  5. 粘土遊びで迷いやすいこと

こねる、ちぎる、丸める。粘土は手を動かすほど形が変わるので、小さな子どもも夢中になりやすい遊びです。

始める年齢は、まず製品の「対象年齢」を確認します。 例えば米粉の粘土には「3歳以上」と表示された製品があります。そのうえで、口に入れないか大人がそばで見られるときに、手のひらにのる量から始めると安心です。

「何歳から」は、パッケージの対象年齢で確かめる

粘土は、製品によって原料も対象年齢も違います。銀鳥産業の「お米のねんど 6色」は、原料が米粉・水・塩分・食用顔料・保存料で、対象年齢は3歳以上と表示されています(銀鳥産業「お米のねんど 6色」)。

同じ「粘土」でも、別の製品では対象年齢がもっと上に設定されていることがあります。家にある粘土を使う前に、箱や袋の対象年齢と注意書きを一度読んでおきます。

4種類の粘土は、どう違う?

子どもの遊びでよく使われる粘土を、性質で分けるとこうなります。

  • 米粉の粘土 → 米粉が主な原料。 上の製品は、乾きにくく時間をかけて遊べる、と紹介されています。
  • 小麦粘土 → 小麦が主な原料。 小麦アレルギーの子は、使う前に医師への相談が必要です(次の章で説明します)。
  • 油粘土 → 乾かず、何度も作り直せる。 サクラクレパスは、油粘土は乾燥しないのに対し、紙粘土は乾くと固まるのが主な違いだと説明しています(サクラクレパス「紙粘土工作に使えるアイデアときれいに仕上げるコツ」)。
  • 紙粘土 → 乾くと固まり、作品として残せる。 同社の案内では、色を塗れる程度に表面を乾かすのに約24時間、中まで乾かすには4日程度が目安です。固まったあとは作り直せません。

迷ったら、「何度もこねて遊びたい」なら乾きにくい粘土、「作ったものを残したい」なら紙粘土、という分け方で選べます。

テーブルで粘土をこねる小さなつくりこと、手を添えて見守る大人のつくりこ
はじめは、手のひらにのる量から。そばで一緒にこねてみる。

今日は、ここまででも。 家にある粘土の箱を見て、対象年齢と注意書きを確かめておく。それだけで、始めるときに迷いません。

小麦粘土は、小麦アレルギーの子に注意が必要

日本玩具協会は2018年、小麦粘土の注意表示をSTマークの表示ガイドラインに加えました。表示文例には、ねんどは食べ物ではないので口に入れないこと、窒息などの危険があること、小麦を主成分にしているので小麦アレルギーの子は使用前に必ず医師に相談すること、が示されています(日本玩具協会「『小麦粘土』に関する注意表示の追加について」)。

同じ文書では、「小麦粉でできているので食べても安全」といった表示は適当でない、とも示されています。小麦アレルギーがある、またはアレルギーが心配な場合は、小麦粘土を避けて別の粘土を選ぶか、かかりつけ医に相談してから使います。

口に入れやすい時期は、見守り方を決めておく

日本家族計画協会の誤飲チェッカーの解説では、3歳の子どもが口を開けたときの最大口径は約39mmとされ、生後5か月を過ぎると何でも口に入れるようになると説明されています(日本家族計画協会「誤飲チェッカー」)。粘土はちぎると、この大きさより小さなかたまりになります。

まだ口に入れることがある時期は、次の3つを決めておくと見守りやすくなります。

  1. 大人がそばにいるときだけ出す。 席を外すときは、いったん片付けます。
  2. 出す量を少なくする。 手のひらにのる量なら、どこに行ったか目で追えます。
  3. 食べ物の形を作るときは、特に気をつける。 日本玩具協会の表示文例でも、食べ物の形のものを作る場合の注意が書かれています。

粘土を口に入れてしまったときの対応は、製品によって異なります。パッケージやメーカーの案内を確認し、せきこむ、顔色が悪いなど様子がおかしいときは医療機関に相談します。夜間や休日に受診するか迷うときは、子ども医療電話相談(#8000)も使えます。

粘土で作った小さな作品を窓辺に並べて乾かし、うれしそうに眺めるつくりこ
紙粘土の作品は、乾かすと形が残ります。

粘土遊びで迷いやすいこと

粘土が固くなってしまったら?

種類によって戻し方が違います。銀鳥産業は、お米のねんど・小麦のねんどについて、濡れたふきんなどで包んで袋に入れ、数時間から半日置いてからこねる方法を案内しています(銀鳥産業「保護者様へ よくあるご質問」)。紙粘土は、作業中に少し乾いたら少量の水を混ぜる方法がサクラクレパスの案内にあります。

作った作品は、残しておける?

乾くと固まる紙粘土なら、形のまま残せます。こねて遊ぶ粘土の作品は、崩す前に写真を撮っておく方法があります。前・横・上と向きを変えて何枚か撮っておくと、あとで形を思い出しやすくなります。写真や箱での残し方は「子どもの絵の残し方」にまとめています。

次にすることは、1つだけ。 次に粘土を出すとき、手のひらにのる量だけ出して、隣で一緒に丸めてみる。

出典・参考情報

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